食べる、
生きる、
巡る。

わたしたちが考えるガストロノミー

天草コンヴィヴィアリティ

その時、その場所でしか得られないものを求めるのが、旅の醍醐味。
だとすれば、食体験は天草をまるごと感じられるものであってほしいと、私たちは考えます。
天草の豊かな食材は、どこから来て、どこへいくのか。
この地の歴史や文化、来し方行く末を、生産者とTAYUTAの料理人、スタッフたちが協力して、ひと皿に表現する。
すばらしい自然環境の中で育まれた豊富な海の幸・山の幸を、伝統的に・革新的に。採れたての天草の旬は、ここ天草でしか味わえません。感動の食体験をTAYUTAでお愉しみください。

コンヴィヴィアリティとは

美食家ブリヤ=サヴァランが『美味礼賛』の中で、異なる人々が長い時間をかけて食事を共にし、会話を交わして親しくなっていく様を表現した言葉。ラテン語の「con=共に」「vivere=生きる」に由来する。

器と食材
ware and Ingredients

窯元めぐり

陶石の島から陶磁器の島へと移り変わりつつある天草。ここでうまれる天草陶磁器は、磁器と陶器の両方を楽しむことができます。天草島内には30人を超える陶芸家がいます。磁器だけの窯元に、磁器も陶器も扱う窯元、釉薬に天草陶石を使う窯元など、天草陶磁器には「決まった型」がないため、各窯元の個性を楽しむことができます。窯元めぐりは、つくり手と話せる機会でもあります。使い方や手入れの方法、作品への想いなどを聞きながらの器選びも楽しさの一つです。TAYUTAで使用している器は、天草の陶芸家の作品、または天草陶石が使われたものを使用しており、まるで窯元めぐりをしているかのようなお食事時間をお過ごしいただけます。

「器は料理の着物」芸術家・北大路魯山人が残した有名な言葉です。「器は料理を供するのに欠かせないものである。料理の味や香り、盛り付けなどを引き立てる。器は、料理の魅力を引き出し鮮やかに彩る服のようなものである。」 TAYUTAでは、各窯元の陶芸家とTAYUTA食プロデュースチームが協力し、食材や料理のスタイルを共にイメージしながら、オリジナルの器を制作しました。

[天草ガストロノミーLab]

食材の先にある、
文化を探して。

TAYUTA=天草ガストロノミーLab。ここでは、生産者、漁業者、陶芸家、地元料理人の皆様と、TAYUTA食プロデュースチームが一緒になって、天草固有の自然と文化、その表れとしての食、地域の持続可能なあり方を、日々探求しています。